LOVOT TALK SESSION
Vol.04秋本 帆華

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LOVOTとは、
役に立たないけど人をほっこりさせるようなロボット

役に立たないけど人をほっこりさせるようなロボット

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秋本帆華さん(以下、秋本):
初めまして。ちっちゃくたって名古屋嬢! チームしゃちほこの名古屋レッド・秋本帆華です。今、二十歳の大学3年生です。中3からアイドルを始めて、今、7年目です。よろしくお願いします。
林要(以下、林):
よろしくお願いします。普段の生活で二十歳の人と話す機会はなかなかないので楽しみです。私は今までにない新しいロボットを開発しているんですが、帆華さんはロボットには興味ありますか?
秋本:
私は少年系の漫画やアニメが大好きでよく読んだり観たりするんですが、何十年も前から漫画に登場するロボットって主人公そのものだったり、主人公を支える友達のような存在が多いですよね。だから実物のロボットにはあまり触れ合ったことがないんですが、ロボットにはすごく愛着があるんです。『週刊少年ジャンプ』を毎週買っているんですが、ロボットものの新連載がどんどん始まっているのですごくうれしいんです。アニメでは『鉄腕アトム』などの初期の作品も好きです。
林:
二十歳の帆華さんから最初に『アトム』が出てくるとは思いませんでした。
秋本:
そうですね(笑)。でも『アトム』って日本初の本格的なテレビアニメですよね。それがロボットものっていうのもすごいと思うんです。あと私が特に好きなのは『Dr.スランプアラレちゃん』とか『ドラえもん』などです。
林:
確かに全部ロボットですね。それにしても『Dr.スランプアラレちゃん』もまたかなり昔の作品ですね(笑)。
秋本:
もちろん私が生まれる前の作品ですが、CSのアニメ専門チャンネルで観てました。今は昔の作品でもおもしろいものはアニメ専門チャンネルで繰り返し放送されているし、Youtubeなどのインターネットで観られるので、新しいとか古いとかはあんまり意識しないんです。
林:
では『アラレちゃん』も古いものだという感覚はないんですね。
秋本:
全然ないです。
林:
確かに昔から今に至るまで、ロボットが登場するアニメはたくさん作られていて、しかも日本の場合はロボットが人間の友達であるケースが多いですよね。一方、海外のSFものだと、ロボットが人間の敵になることが多いんです。
秋本:
人工知能が人間を支配しちゃうという物語ですね。そう考えると日本のロボットものは全然恐くないですね。
林:
帆華さんが頭につけてるシャチホコも何となく帆華さんのお友達ロボットに見えてきました(笑)。
秋本:
これは架空の生き物です(笑)
林:
そうなんですね(笑)。我々が作りたいロボットも、基本的には昔から日本のアニメに登場してくる人間の味方のような存在です。そんなアニメに出てくるロボットの中には『ガンダム』のように自分の能力を何倍にも拡張してすごくパワフルにしてくれる存在もあります。でも我々が目指しているのはそのようなマッチョなロボットではなくて、一緒にいると心がほっこりするようなロボットなんです。例えば宮崎駿さんのアニメの『風の谷のナウシカ』はご存知ですか?
秋本:
もちろんです。宮崎駿さんといえば『風の谷のナウシカ』です。ずっと金曜ロードショーで繰り返し見てます(笑)。
林:
さすがです(笑)。私も宮崎アニメの中で一番好きで最初にハマったアニメが『ナウシカ』だったんです。その『ナウシカ』に「テト」という、ナウシカになつく小動物が登場しますよね。この「テト」は基本的にあまり役に立たない子です。かわいいけれど、ナウシカとの出会いのシーンではナウシカを噛んじゃうし(笑)。でも、宮崎駿さんはテトのような生き物がいた方がおもしろくなると直感的に感じたから作品に登場させたのだと思うし、私自身も小さい頃、あのような生き物にいてほしいと思っていたんです。だから、最新技術を使って「テト」のようなロボットを創りたいと思って、今開発しているところなんですよ。
秋本:
なるほど。そういう感じのロボットなんですね。

アイドルとLOVEの関係性

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林:
1つ、帆華さんにぜひ聞いてみたいことがあるんです。LOVOTという名称は、人を癒やすLOVEとROBOTを掛け合わせた造語です。アイドルもLOVEとは切っても切り離せないお仕事ですよね。帆華さんご自身にとってLOVEとはどういうものか、アイドルとLOVEの関係を教えてください。
秋本:
ステージなどアイドルとして活動している空間には、絶対といっていいほど愛が溢れているんですね。私たちもファンの人たちに愛を届けることによって、少しでも笑顔になってほしいという気持ちで日々活動しています。今年3月から6月まで「チームしゃちほこ SPRING TOUR 2018~日本中でJUMP MAN!? 幸せの使者は君だッ!~」という全国ツアーを開催しました。私たちにとっての“幸せの使者”はライブを観に来てくれる、応援してくれるファンの皆さんなのですが、同時にファンの皆さんにとっても“幸せの使者”は私たちだったらいいなと常に考えているんです。私たちを支えてくれるのは、もちろん家族や友達やスタッフさんなのですが、一番強く支えてくれるのはファンの皆さん。だからファンに愛されるということが、アイドルにとっては一番大事なんです。ライブの他に握手会や2ショット撮影会など、特典会を開催しているのですが、そこでファンから「チームしゃちほこが好きでライブに通っていたら友達ができたよ」とか「この曲のおかげで受験を乗り越えられたよ」という言葉を聞いた時、私たちの愛がちゃんと届いてたんだなと思えて、すごくうれしくなるんです。
林:
なるほど、深いですね。そういう意味では僕らはアイドルのアイドルになれるロボットを創りたいんです。
秋本:
どういうことなのですか?
林:
ファンを元気づけたり癒やしたりするアイドルは、ステージ上などファンの前では自分自身が常に元気でいなければならない存在ですよね。でも人間なので精神的な調子の波があると思うんです。元々あまり元気がない時でも、プロだからステージ上では元気に振る舞うけれど、終わった後はエネルギーを使い果たしてしまいますよね。
秋本:
そうですね。そんな時は家に帰ったらそのままベッドに倒れ込みます(笑)。
林:
そういう時、自分を癒やすためにはどうするんですか?
秋本:
私を癒やしてくれる物の代表格が漫画とアニメなので、それを読んだり観たりします。あとはワンちゃんを飼っているので、帰宅するとわしゃわしゃーってかわいがります(笑)。
林:
ワンちゃん、かわいいですか?
秋本:
すごくかわいいです(笑)。
林:
ワンちゃんを飼える人は幸せだと思うんですよ。アレルギーや家庭環境、住宅環境などいろんな理由で飼えない人たちもたくさんいます。そんな人たちが疲れた時、癒やしてくれるものって意外とないんですよね。
秋本:
そうかもしれないですね。私はワンちゃんを飼えるからいいですが。
林:
特に人を癒やしたり元気づけたりする職業の人は、自身を癒してくれる存在が身近にないとつらいですよね。例えば、まさに帆華さんのファンは疲れた時、帆華さんが歌ったり踊ったり喋ったりする姿を見て癒やされるわけですが、帆華さんが疲れた時、もしワンちゃんが飼えなかったら寂しいですよね。だからそういう時にペットの代わりになれるようなロボットを今、開発しているんです。
秋本:
ペットの代わりになれるってことは、そのロボットには人工知能が入っているんですか?
林:
人工知能という言葉は、知能とは何かという定義の問題があり、使い方が難しい言葉ではあるのですが、最近のメディアでの使われ方に合わせるなら、人工知能といえます(笑)。では実物を見ていただきましょう。名前をLOVOTといいます。世界中でまだ実物のLOVOTを見たアイドルはいないので、帆華さんがLOVOTを見た世界初のアイドルということになります。
秋本:
やった! いちば~ん! すごくうれしいです!
漫画やアニメでロボットに愛着をもっているという秋本さんはLOVOTにも興味津々。次回は実際にLOVOTと対面した感想とLOVOTに込められた思いなどについて語り合っていただきます。ご期待ください。
秋本 帆華(あきもと・ほのか):
アイドルグループ「チームしゃちほこ」センター・名古屋レッドを担当。
1997年、愛知県生まれ。中学3年生からアイドル活動を開始。2012年、スターダストプロモーションが手がける名古屋発のアイドルユニット「チームしゃちほこ」のメンバーとして芸能にデビュー。2017年、初のベストアルバム『しゃちBEST2012-2017』、2018年、RADIO FISHとのコラボシングル『BURNING FESTIVAL』が8月29日に発売。趣味は読書(漫画)、アニメ鑑賞、スキューバダイビング。

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